「シンコ(新子)」・・・コノシロの幼魚
膳では6月頃から、「シンコはまだ入らない?」という問い合わせが、多くなります。お好きな方は心待ちにされていて、 出始めの5.6枚づけの握りを召し上がると、「夏が来たね〜。」と皆様、笑顔で答えてくださいます。(仕込みは大変ですが、その笑顔で報われます!)
手のひらにのせると、このとおり!ちいさな魚です。
シンコはコノシロの幼魚です。関東地方では、5cmまでの幼魚をシンコ、10cmくらいはコハダ、13cm程度はナカズミ、15cm以上はコノシロと、成長するに従い呼び名の変わる出世魚です。
出始めの特に小さいものは、入荷も少なく、1kg当り、ん…万円の値で取引されています。
現在、入荷しているのは、有明産のものです。
仕込みは、魚体が小さいため、鮮度の管理、塩と酢の加減にとても神経を使う鮨ネタです。
左がシンコ、右がコハダです。→
2009/07/07
Cpyright (c) 2009 Sushi Dokoro Zen All Reserved